E.Kesslerが47歳の頃の作品で、
確かな評価を受けるようになり、意欲的な製作活動を行っていたと思われる時期の、充実した仕事ぶりが見て取れるヴァイオリン。
美観にも優れた良い材料を用いており、細部に至るまでの丁寧な作りが、深みのある音色を生み出しています。
鑑定書付
~ Ernst Kessler 1856-1931 ~
1856年ドイツ・マルクノイキルヘン生まれ。
Albin VoigtやLouis Ottoにヴァイオリン製作を学び、ベルリンのAugust Riechersの元で働きました。
1882年にベルリンで独立後、ストラディバリをモデルとした良作を作り、確かな作りと音の良さで評価を得ました。
V0017