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German Viola by Joseph Kantuscher 1963 414mm

入手困難なJoseph Kantuscherによる1963年製作のヴィオラ。
B.O.L. 414mm

コレクターによって長年保管されていた楽器で、僅かな傷跡があるのみの完璧なコンディション。
使用感もなく、50年以上前に作られたとは思えぬ新品同様の状態で、パーツ類に関してもほぼオリジナルのままです。
美しい虎杢の裏板一枚板が目を惹き、細部まで完璧な仕事ぶりがわかるヴィオラで、
軽やかで素直な反応と鳴りが、底知れぬ能力と圧倒的なプレイアビリティを感じさせてくれます。
こんなに簡単に低音も鳴るのかというくらいの、大きさを感じさせぬ驚きの弾きやすさです。

こちらの入荷時紹介もご覧ください。

鑑定書付

~ Joseph Kantuscher 1923-2015 ~
1923年スロベニアOkraj Ljutomer生まれ。6歳の頃に音楽学校でヴァイオリンに出会い、すぐに魅了された彼は14才で最初の楽器を製作します。
高校を修了した後は、戦争の激化の中、ミッテンバルドのヴァイオリン製作学校に入学し製作を学びました。戦時中の徴兵などを経て1945年にミッテンヴァルドに戻り、
Reiter Violin Shopで10年ほど働いた後、1955年にミッテンヴァルドに自身の店を構えます。1957年にベルギー・リエージュで開催されたコンペティションで金賞を受賞したことにより世界的に知名度を上げていきました。
突き詰めた独自の理論が詰め込まれて製作されたその楽器は、細部に至る緻密な作りや他と一線を画す圧倒的なプレイアビリティを持ち、唯一無二の存在感を放っています。
カントゥーシャは生涯に846台の弦楽器を製作したと言われ、独立後には製作楽器に番号を付けています。2013年に90歳で製作した#695のビオラが最後の製作楽器で、2015年にその偉大なる生涯を閉じました。

A0047

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