フェルナンブコ原産国であるブラジルから原材料としての輸出が禁止されたのち、
弓という完成品としてなら輸出が可能という発想で生まれたブラジル製の弓は
近年では珍しい存在ではなくなりました。

数多くのブランドで大量の弓が世界中に送り出されていますが、
その品質は特に低価格帯においては
ヨーロッパ製に勝るとも劣らない品質を兼ね備えています。

そうした発展の中でブラジルの職人たちが身に着けた確かな技術は、
マスターメーカーとしての存在感を発揮するまでになってきています。

今回入荷の弓はそうしたブラジルの製作家自身の名前を冠した弓たちです。

自身の名前を刻印するということはその弓の質に自ら責任を持つということ。

Guillaumeの流れを組む製作スタイルの丁寧な仕事ぶりから、
それらを感じることができると思います。

じっくりと選定したものだけを入荷しました。
ぜひお気軽に試奏にご来店ください。